シンスプリント
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  2. 膝・脚
  3. シンスプリント

シンスプリントに負担をかけている原因を探します。

シンスプリントは、すねの内側、特に下の方に痛みが出ることが多く走ったりジャンプしたりする動きをくり返すうちに、少しずつ痛みが強くなっていくケースがほとんどです。
陸上競技やバレーボールなど、走る・跳ぶ動きが多いスポーツをしている方に多く見られ、痛みがあっても練習を続けてしまい、そのまま長引いてしまうことも少なくありません。

当院では、痛みが出ているすねだけを見るのではなく、なぜそこに負担が集まってしまったのかを、姿勢や身体の使い方、全身のバランスも含めて確認しながら原因を探していきます。

一般的な原因・傾向について

一般的には、シンスプリントはランニングやジャンプ動作を繰り返すスポーツで多く、オーバーユース(使いすぎ)が原因で起こると考えられています。

医学的には「脛骨過労性骨膜炎」とも呼ばれ、すねの骨(脛骨)を包んでいる骨膜という膜に炎症が起こることで痛みが出ます。

骨膜には痛みを感じる神経が多く集まっているため、炎症が起こると運動中や運動を始めた直後に強い痛みとして感じやすくなります。

すねの骨には後脛骨筋やヒラメ筋といった筋肉がついており、足が内側に倒れる動き(回内)が強くなると、これらの筋肉が引き伸ばされて骨膜を引っぱります。特に回内足や扁平足がある場合、この負担が大きくなり、シンスプリントを起こしやすくなります。

また、下半身の筋力がまだ十分でない中高生の成長期にも多く見られます。コンクリートなどの固い地面での練習が続くことも、負担を強める原因になります。

一般的な対応としては、炎症を抑える処置に加えて、練習量の調整、インソールによる足のバランスの補正、クッション性の高いシューズの使用、下腿の筋力を高めるトレーニングなどが行われます。

なお、この部分は疲労骨折が起こりやすい場所でもあるため、痛みの広がり方などを確認しながら注意深く判断することが必要です。

よくある症状・特徴

  • すねの内側、特に下の方が運動中や運動開始時に痛む
  • 走り始めに強く痛み、しばらくすると少し楽になる
  • ジャンプ動作の繰り返しで痛みが強くなる
  • 練習量が増えた時期から症状が出てきた
  • すねの内側を押すと広い範囲に痛みが広がる

これらの症状は、筋肉や筋膜の動きが悪くなり、すねの内側に負担が集まっている状態で起こりやすくなります。

特に走り始めに強く痛むのは、かたくなっているところに急に力がかかるためで、動いているうちに少し楽になることもありますが、体の中で起きている炎症が治っているわけではありません。
また、疲労骨折の場合は「ここだけがすごく痛い」というはっきりした痛みが出ることが多いのに対し、シンスプリントでは少し広い範囲を押すと痛むことが多いという特徴があります。

当院の考え方・アプローチ

シンスプリントは、使いすぎだけが原因ではなく、身体の使い方や重心のかかり方、関節や筋膜の動きの偏りなどが重なって、結果的にすねの内側へ負担が集中して起こるケースが多いと考えています。
そのため、痛みのある部分だけにアプローチするのではなく、足首・膝・股関節・骨盤、さらに体幹や呼吸の状態まで含めて全体の連動を整えることが重要になります。

局所の炎症をかばい続けた結果、フォームが崩れ、別の部位に痛みが出てしまうことも少なくありません。

再発を防ぐためにも、身体全体のバランスから整えていくことを大切にしています。

人の身体は、

  • 骨や筋肉などの動き(筋骨格系)
  • 内臓の働き(内臓系)
  • 自律神経のバランス(神経系)

これらが常に連動しながら機能しています。

シンスプリントも、すねだけの問題ではなく、身体全体のバランスがくずれることで起こりやすくなります。

足だけでなく、骨盤や体の中心が安定していないと、走ったりジャンプしたときの力がうまく分散されず、すねの内側に負担が集まりやすくなります。

また、近年ではシンスプリントは、骨の炎症だけでなく、筋肉や筋膜の「すべり」が悪くなることも関係していると考えられています。

足が内側に倒れる動きが強いと、すねの内側を通っている筋肉がスムーズに動かなくなり、周りの組織に負担がかかって痛みが出やすくなります。

病院や専門の分野では、シンスプリントのことを「MTSS(脛骨内側ストレス障害)」と呼ぶこともあります。

これは、骨そのものだけでなく、骨の周りの膜や筋肉、筋膜などの組織にくり返しストレスがかかることで痛みが出ている状態、という意味で使われています。

また、「筋間中隔ストレス障害」と考えられるケースもあるとされています。

筋間中隔とは、筋肉と筋肉の間を仕切っている膜のことで、この部分にくり返し引っぱられる力やねじれる力がかかると、炎症や痛みが起こりやすくなります。

そのため、骨だけでなく、筋肉の間の膜にかかるストレスも、痛みの原因になっている場合があります。

足にはアーチと呼ばれる土ふまずの構造があり、着地したときはクッションのように沈み、地面を蹴るときにはバネのように持ち上がることで、衝撃をやわらげたり、力をうまく伝えたりしています。

ところが、この動きがうまく切り替わらず、いつもアーチがつぶれたままになると、足が不安定になり、すねの内側に負担がかかりやすくなります。

内臓の働きも、神経を通して骨盤や脚の筋肉に影響します。たとえば、膀胱や大腸の一部は骨盤の中を通る神経とつながっており、これらの内臓の調子が悪くなると、骨盤まわりの神経が刺激されやすくなります。

すると、骨盤や脚の筋肉がかたくなりやすくなり、結果としてすねの内側にかかる負担が増えてしまうこともあります。

このように、身体のどこか一部分だけの問題ではなく、全身のバランスや動き方のくせ、内臓や神経の影響も重なって、すねに痛みが出ていることが多いため、当院では身体全体を見ながら施術を行っています。

3つの視点から行うシンスプリントのケア

骨・関節・筋肉から整える

施術では、筋膜リリース、関節モビリゼーション、筋肉の反射を利用したMET法(筋エネルギー・テクニック)などを用い、
すねだけでなく、足首・ひざ・股関節・骨盤までふくめて、脚全体がうまく動くように整えていきます。

シンスプリントでは、すねの内側だけでなく、足の使い方や土ふまず(アーチ)の働きが弱くなっていることがよくあります。
アーチがうまく使えないと、着地したときの衝撃がそのまますねに伝わり、痛みが出やすくなります。

また、筋肉や筋膜の動きが悪くなると、走っているときに筋肉がスムーズに動かず、筋肉と筋肉の間の膜に負担がかかりやすくなります。
そのため、痛いところだけでなく、足首の動き、ひざや股関節の動き、骨盤の安定まで確認しながら、身体の使い方全体を整えていきます。

フォームのくずれや動きのクセもいっしょに整えることで、すねに負担が集まりにくい走り方・動き方へとつなげていきます。

内臓のかたさや動きの悪さは、姿勢や体の安定にも影響します。
お腹がかたくなったり、呼吸が浅くなったりすると、骨盤がうまく動かず、脚の筋肉に力が入りすぎてしまうことがあります。

また、膀胱や大腸などのお腹の中の臓器は、骨盤の中を通る神経とつながっています。
そのため、内臓の調子が悪いと、骨盤まわりの筋肉がかたくなり、脚の動きが悪くなって、すねに負担がかかりやすくなることもあります。

内臓の動きをやさしく整えることで、体の中心が安定し、脚にかかる力を全身で分けられるようになります。
その結果、すねに集中していた負担が減り、回復しやすい状態をつくることができます。

頭・背骨・骨盤は、体の中の膜でつながっていて、これらがうまく連動することで体は回復しやすくなります。
このつながりが乱れると、筋肉の緊張が取れにくくなり、疲れや痛みがなかなか抜けなくなってしまいます。

また、自律神経は血の流れや体の回復のスピードにも関係しているため、バランスがくずれると、炎症が治りにくくなることもあります。

頭から背骨、骨盤までの動きを整えることで、体の緊張がやわらぎ、呼吸や血の流れもよくなります。
そうすることで、体が本来もっている回復する力が働きやすくなり、痛みの改善や再発の予防につながっていきます。

シンスプリントは、すねの使いすぎだけが原因ではなく、足の使い方や身体全体のバランスの乱れが重なって起こる症状です。
土ふまずの働きや脚の動き、骨盤や体幹の安定、さらには内臓や自律神経の状態まで関係していることも少なくありません。

痛みが出ている場所だけに対処しても、身体の使い方が変わらなければ、同じところに負担がかかり、再発をくり返してしまう可能性があります。
だからこそ、原因となっている動きのクセや全身のバランスを整えることが、回復と再発予防のためにとても大切です。

「練習を続けたいけど、痛みが気になる」「なかなか良くならない」と感じている方は、我慢せずに一度ご相談ください。
お一人おひとりの身体の状態に合わせて、無理なく改善を目指していきます。

まずはお気軽
相談ください

痛みや不調を我慢せず、まずは一度ご相談ください。
R.T整体院では、お一人おひとりの状態を丁寧に評価し、最適な施術プランをご提案いたします。

ご予約は、24時間受付可能な【ご予約ページ】またはお電話から承っております。
どんな小さなことでもお気軽にお問い合わせください。

10:00〜23:00(定休日:不定休)

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