鷲足炎(がそくえん)
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鷲足に負担をかけている原因を探します。

鷲足炎は、膝の内側に痛みが出る症状で、特にランニングやダッシュ動作が多いスポーツ選手に多くみられます。
ただし、その原因は単に「使いすぎ」だけとは限りません。

膝関節の動きだけでなく、股関節や足首の使い方、姿勢や動作のクセなどが重なり、結果として膝の内側に負担が集中しているケースも少なくありません。

当院では、痛みが出ている場所だけを見るのではなく、
なぜそこに負担がかかるようになったのかを、身体全体から丁寧に探していきます。

一般的な原因・傾向について

鵞足(がそく)とは、縫工筋・薄筋・半腱様筋という3つの筋肉が、膝の内側にある脛骨という骨に集まって付着している部分を指します。
この腱の集まりが、鵞鳥(がちょう)の三本足のように見えることから「鵞足(がそく)」と呼ばれています。

鵞足炎は、この部分に繰り返し強い負担がかかることで炎症が起こる状態です。
ランニングやダッシュを多く行うスポーツ選手に多く、特にマラソン、ジャンプ動作、急な方向転換を伴う競技などで見られます。
また、普段あまり運動をしていない人が急に運動を始めた場合や、運動している人でも練習量や種目を急に変えたときに起こりやすい傾向があります。

炎症が軽い場合は、膝の内側を押すと痛む、動かしたときに痛みが出るといった症状だけのことが多いですが、炎症が強くなると腫れや熱っぽさを感じることもあります。
鵞足が引き伸ばされると痛みが強くなるため、無意識のうちに膝を少し曲げたまま動くようになることもあります。

一般的な治療では、まず保存療法が基本とされます。
炎症が強い時期にはアイシングや消炎剤を使い、痛みが落ち着いてきたらストレッチやスクワットなどを行いながら、少しずつ運動に戻していくことがすすめられています。

多くの場合は安静によって症状は軽くなりますが、スポーツ選手にとっては完全に休むことが難しいことも少なくありません。
そのため、練習量や内容を調整しながら、無理のない復帰を目指すことが重要とされています。

また、まれにガングリオンや外骨腫といった骨や組織の問題が原因となることもあり、その場合は医療機関での詳しい検査や治療が必要になることもあります。

よくある症状・特徴

  • 膝の内側に痛みがあり、押すと痛みを感じることがある
  • ランニングやダッシュ、ジャンプ、急に方向を変える動きで痛みが強くなる
  • 運動量を急に増やしたあとから、違和感や痛みが出始める
  • 膝を伸ばしたり、内側の筋肉が引き伸ばされる動きで痛みが出やすい
  • 膝が内側に入りやすい立ち方や、つま先が外を向いた姿勢がみられることがある

鷲足炎の痛みは、運動の量や内容によって強くなったり弱くなったりすることが多いのが特徴です。
そのため、少し休むと楽になりますが、再び運動をするとまた痛みが出る、という状態をくり返しやすくなります。

また、膝そのものに大きなケガや異常が見つからない場合でも、走り方や姿勢のくせによって、膝の内側に負担が集まっていることがあります。
このような状態をそのままにしていると、痛みが長引いたり、慢性的な症状につながることもあります。

当院の考え方・アプローチ

鷲足炎は、膝の内側に痛みが出る症状ですが、原因が膝の内側だけにあるとは限りません。
膝の曲げ伸ばしをくり返すことで負担がかかることに加えて、すねの骨(脛骨)のねじれや位置のズレなどが重なり、痛みが出ているケースも多く見られます。

また、膝そのものに強い痛みを感じていても、股関節や足首がうまく動いていないことで、結果として膝の内側に負担が集まっていることもあります。

人の身体は、

  • 骨や筋肉の動き
  • 内臓の働き
  • 自律神経のバランス

これらがつながり合いながら働いています。

鷲足炎では、運動をくり返すことによる負担に加え、骨のねじれやズレが重なることで、鷲足部に力が集中しやすくなります。

さらに、鷲足をつくる筋肉は、膝の内側を通る神経と関係しており、その神経は腸などの内臓ともつながっています。
そのため、腸の状態が筋肉の緊張に影響し、膝の内側の痛みとして現れることもあります。

当院では、鷲足のまわりだけでなく、腸の状態も含めて評価を行い、必要に応じて盲腸や大腸などの働きも確認します。

女性の場合は、腸と関係の深い右卵巣や、子宮・膀胱などの影響についても、必要に応じて評価します。

また、頭と骨盤の中央にある仙骨は「硬膜」という膜でつながっており、この連動が乱れると、全身のバランスや筋肉の働きにも影響します。

当院では、膝の痛みだけを見るのではなく、頭から骨盤、脚までをひとつのつながりとして整えることで、身体が無理なく動ける状態を目指します。

3つの視点から行う鷲足炎のケア

骨・関節・筋肉から整える

施術では、筋膜リリース、関節モビリゼーション、筋肉の反射を利用したMET法(筋エネルギー・テクニック)などを用い、鷲足をつくっている薄筋・縫工筋・半腱様筋の緊張をやわらげ、筋肉や腱がスムーズに動ける状態を整えていきます。

また、膝だけを見るのではなく、股関節や足首の動きも確認し、脚全体がうまく連動して使えるように調整します。

とくに、股関節の動きのかたさや、お尻や太ももの内側の筋肉のかたさ、足首やかかとの向きなど、膝の内側に負担がかかりやすくなるポイントを丁寧に整えていきます。

必要に応じて、テーピングを行い、日常生活やスポーツの動作で膝に負担が集中しにくい状態を目指します。

鷲足炎では、筋肉や関節だけでなく、お腹の中にある腸の状態が、膝の内側の痛みに関係していることがあります。

鷲足をつくる筋肉は、膝の内側を通る神経と関係しており、その神経は、腸などの内臓ともつながっています。

そのため、腸の調子が乱れることで筋肉が緊張し、結果として膝の内側に痛みが出ることがあります。

当院では、盲腸大腸などの状態を確認し、膝の痛みとの関係をみながら施術を行います。

女性の場合は、右の卵巣子宮、膀胱など、膝の痛みに影響することがある内臓についても、必要に応じて評価します。

頭と骨盤の中央にある仙骨は、「硬膜」という膜でつながっており、このつながりは、全身のバランスに影響しています。

頭の緊張が強くなると、骨盤や脚の動きが悪くなり、その結果、膝に負担がかかりやすくなります。

反対に、脚や骨盤が不安定な状態が続くと、自律神経のバランスが乱れやすくなることもあります。

当院では、膝だけに注目するのではなく、頭・背骨・仙骨までをひとつのつながりとして整えることで、身体全体が無理なく動ける状態を目指します。

鷲足炎は、膝の内側に痛みが出る症状ですが、その原因は、膝だけにあるとは限りません。

走り方や立ち方といった身体の使い方のクセ、股関節や足首の動きのかたさ、さらにお腹の中の状態や自律神経のバランスなど、
身体全体のつながりが関係していることが多い症状です。

痛みが出ている場所だけをケアしても、負担がかかる原因が変わらなければ、同じ場所にくり返しストレスがかかり、痛みを何度もくり返してしまうことがあります。

当院では、膝の内側だけを見るのではなく、骨や筋肉の動き、内臓の状態、頭から骨盤・脚までのバランスを確認しながら、身体全体が無理なく動ける状態を目指して施術を行っています。

「休むと少し楽になるけれど、動くとまた痛くなる」
「ストレッチやケアをしても、なかなか良くならない」

といった膝の内側の痛みでお悩みの方は、ひとりで悩まず、まずは一度ご相談ください。

まずはお気軽
相談ください

痛みや不調を我慢せず、まずは一度ご相談ください。
R.T整体院では、お一人おひとりの状態を丁寧に評価し、最適な施術プランをご提案いたします。

ご予約は、24時間受付可能な【ご予約ページ】またはお電話から承っております。
どんな小さなことでもお気軽にお問い合わせください。

10:00〜23:00(定休日:不定休)

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