腰痛

繰り返す痛みの原因を身体全体から考える

腰痛

朝起きた時や長時間座っていた後など、ふとした動きで腰に痛みを感じることはありませんか?

「マッサージに行ってもすぐ戻ってしまう」「検査では異常がないと言われたけれど痛い」そんな経験をお持ちの方も多いと思います。

腰痛は、一時的な疲労や筋肉のこりだけでなく、日常の姿勢・呼吸のクセ・内臓の疲労・ストレスなど、さまざまな要因が積み重なって起こるケースも少なくありません。
そのため、痛みのある部分だけをケアしても、根本的な改善にはつながらないことがあります。

R.T整体院では、こうした「原因が見えにくい腰痛」に対して、身体全体のつながりを丁寧に見極めながら、再発しにくい状態へ導くことを大切にしています。

一般的な原因・傾向について

デスクワーク

腰痛といっても原因はひとつではありません。
レントゲンやMRIで明らかに異常が分かる椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などを除くと、多くの腰痛は「ここが原因です」とハッキリ断定できないタイプがほとんどです。

なぜなら、腰は椎間板・関節・筋肉・筋膜・靭帯など、たくさんの組織で支えられており、どこに負担が積み重なっても痛みが出てしまうからです。

さらに、身体の構造そのものにも“腰に負担が集まりやすい理由”があります。
人間のからだの中心を支えているのは背骨(脊椎)です。背骨は、首の部分にある7つの骨、胸の後ろにある12の骨、腰の5つの骨、そして骨盤の一部となる仙骨、しっぽの名残である尾骨へとつながっています。
胸のあたりの背骨(胸椎)は肋骨とつながり、肺や心臓といった大事な臓器をぐるっと囲む“かご”のような形をつくっています。
また、仙骨は骨盤の一部としてリング状の強い構造を持ち、身体の中心を支える土台の役割を果たします。

ところが、首(頚椎)と腰(腰椎)には、肋骨のような強い骨のサポートがありません。
そのため、首では気管や食道、腰では胃や腸といった臓器を守るのは、主に周囲の筋肉だけです。

骨の “ガード” がない分、首と腰はよく動く一方で、衝撃を受けやすく負担がたまりやすい場所でもあります。
こうした構造的な理由から、首や腰にトラブルが起こりやすいのは自然なことなのです。

本来であれば「椎間板が原因」「筋肉が原因」などと分けられるのが理想ですが、実際には複数の要因が同時に起こっていることが多く、ひとつの原因だけに絞れないケースが多いのが腰痛の特徴です。

よくある症状・特徴

腰痛
  • 朝起きたときに腰が重く、動き始めると少しずつ楽になる
  • 長時間のデスクワークで、夕方になると痛みや張りが強くなる
  • 立ち上がる瞬間や、前かがみの動作でズキッと痛む
  • ぎっくり腰を繰り返しており、慢性的に不安がある
  • 腰だけでなく、背中やお尻、太ももまで張りを感じる
  • ストレスや疲れがたまると腰が重くなる

これらの症状は、単に腰の筋肉がこっているだけでなく、骨盤や股関節の動きが制限されていたり、呼吸が浅くなっていたりすることが原因の一部になっていることがあります。
また、内臓の疲労や自律神経の乱れが関係している場合、筋肉の緊張が取れにくく、「休んでも治らない腰痛」として慢性化しやすくなります。

このように、腰痛の背景には“腰以外の原因”が潜んでいることが多く、その根本を正しく見極めることが、改善への第一歩となります。

当院の考え方・アプローチ

腰痛は“腰そのもの”だけの問題ではなく、全身の構造・内臓・神経系の連動が影響します。
仙骨・腸骨・第五腰椎のわずかなバランスの乱れ、胸椎の動きの悪さ、股関節や大腰筋周囲の緊張、内臓の膜張力、硬膜の緊張などが複雑に絡み合い、結果として腰に負担が集中してしまうのです。

R.T整体院では、
①筋骨格系(姿勢・骨格・関節)
②内臓(膜・循環・位置関係)
③自律神経と頭蓋・脊柱・仙骨の連動

この3つの視点を統合し、全身が自然に回復できる状態を取り戻します。

腰痛は筋肉や骨だけで起こるものではなく、筋骨格・内臓・神経・脈管(血管)といった複数の層が互いに影響し合うことで生じます。
とくに 仙骨・腸骨・第五腰椎のバランス は腰部全体の安定性の要であり、このわずかな乱れが周囲の筋膜・関節・神経系に連鎖的なストレスを生みます。

内臓の位置異常や膜張力の変化が腰痛につながるケースは少なくありません。

例えば、横隔膜の緊張は腸腰筋を介して腰椎を引き込み、腎臓や腸の下垂は大腰筋膜や後腹膜を通して腰部へ負担をかけます。

十二指腸間膜・腸間膜根・盲腸・S状結腸・腎臓・大腰筋・肝臓から膀胱につながる膜構造など、後腹膜から骨盤内臓にかけての多層的なつながりも腰椎・骨盤の安定性に深く影響します。

また、硬膜(脳や脊髄を守る膜組織)は頭蓋骨から仙骨(骨盤)までひと続きになっており、どこか一部が緊張すると腰椎まで影響します。

さらに、腰椎前面を走る大静脈・腰静脈叢が滞ると慢性腰痛の原因となり、静脈系の鬱滞は動脈系よりも問題を起こしやすい傾向があります。

このように、腰痛の原因は一つの組織では説明できず、筋骨格・内臓・頭蓋(自律神経)など多角的な視点から鑑別することが重要です。

3つの視点から行う腰痛ケア

施術イメージ

施術では、筋膜リリース、関節モビリゼーション、筋肉の反射を利用したMET法(筋エネルギー・テクニック)などを用い、仙骨・腸骨・第五腰椎のバランスを丁寧に整えていきます。

仙骨・腸骨・第五腰椎 のわずかな位置関係の乱れは腰椎全体の動きに大きく影響し、これは 徒手療法(整体)特有の評価 として腰痛改善において非常に重要なポイントです。

さらに、腰方形筋大腰筋の緊張も腰の安定性を左右し、片側の腰方形筋の硬さは腰椎を引き寄せ、大腰筋の緊張は後腹膜や腎臓・腸との膜連鎖を通して腰椎を前方から牽引するため、姿勢バランスを崩す要因となります。

ただし、腰痛は腰そのものだけを施術しても改善しにくいケースが多く、胸椎の動きが硬ければ腰椎が代償し、股関節の可動性が低いと骨盤や腰椎が動きすぎて補おうとするため、腰に過剰なストレスがかかります。

そのため、当院では腰局所の調整に加えて、胸椎・骨盤・股関節・周囲の支持筋といった“腰を守るために働く全身”を丁寧に整え、腰だけが働きすぎない自然な連動を取り戻していきます。

内臓fascia(内臓周辺の膜組織)の硬さは内臓体制反射を介して胸椎の硬さを生み、それが腰椎の代償につながります。
横隔膜 が硬くなると腸腰筋を介して腰椎を引っ張り、 腎臓 の下垂は大腰筋膜や後腹膜を通じて腰部へ負荷をかけます。

さらに、 十二指腸間膜 ・ 腸間膜根 ・ 盲腸 ・ S状結腸 ・ 膀胱 などの膜構造は仙骨や腰椎に影響し、 肝臓 から 膀胱 につながる膜の緊張は骨盤隔膜の張力にも関与します。
もまた 横行結腸 左腎臓 を介して腰椎や左の仙腸関節へ影響し、胃の緊張や下垂は腰部の張りや姿勢バランスを崩す要因となります。

このように、複数の内臓が膜や循環を通して腰に影響を及ぼしており、腰痛は“内臓の状態”を無視しては語れません。

これら多層的な連続性を整えることで、腰椎・骨盤の安定性と循環が改善し、慢性的な腰痛の背景にある「内臓由来の負担」を減らしていきます。

頭蓋・脊柱・仙骨は硬膜で連続しており、どこか一つの緊張が全体へ影響します。
硬膜の緊張は腰椎のストレスにつながり、仙骨の機能障害は腰椎の代償を生むため、神経系の安定にはこの3つの連動が欠かせません。

また、腰椎前面には大静脈・腰静脈叢が走行し、ここでの鬱滞は慢性腰痛の一因となります。

静脈系は動脈系より問題を起こしやすく、循環が滞ると回復力が低下するため、神経系の働きを整えることは結果的に血流改善にもつながります。

ゆるやかな頭蓋アプローチ、呼吸・背骨の調整により自律神経を整え、身体が回復しやすい状態へ導きます。

検査では異常が見つからないのに痛みがある——
それは「身体が壊れている」わけではなく、身体の一部がうまく働けていないサインかもしれません。

あなた自身の回復力を高めることで、痛みが自然に軽くなっていく可能性があります。
あきらめずに、一度ご相談ください。

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R.T整体院では、お一人おひとりの状態を丁寧に評価し、最適な施術プランをご提案いたします。

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